詩人:甘味亭 真朱麻呂
君はあいつを
僕はずっと君を
あいつはほかの誰かを
距離は同じ
されど気持ちはみんな永遠
届かないけれど
決して君も僕もあいつもむすばれることはない
悲しいとらいあんぐるらぶ
壊せないとらいあんぐるらぶ
だけど恋しいよ
壊したいよ
僕じゃダメなの?
振り向いて
僕を呼んでくれ
そしたら
すぐ返事するのに
なかなかそうはならない
君はあいつがダメならあいつに似てるやつをまたイチから探すのかい?
僕を置き去りに遠くへ行ってしまうのかい?
ますます遠くなる君
あいつはあいつでほかの子を探すのか
できるんなら言ってしまいたい心のキズは保証はされない
保険も利かない
だけれどダメもとで体当たりしてみる
今、このふざけたとらいあんぐるに終止符を
運命なんか自分でつくるんだ
偽物の壁なんか壊してやる
成せば成る
君を愛してる…
その先は誰も知らない
未来は暗幕の中
シルエットだけがぼんやり恋したりふられたりするだけ…