詩人:甘味亭 真朱麻呂
特別じゃないものなんてない
生きている
そこにいる
それだけでもう特別じゃないか
奇跡じゃないものなんかない
生まれたり
人と出逢う事
それだけでもう奇跡じゃないか
見過ごしそうな答をよーく見極めてごらん
君はもう奇跡の真ん中
不思議のさなか
僕は無限パーセントとあり得ない確率の末に生まれた奇跡の申し子
誰も奇跡の申し子
ほら笑った泣いた
地球ができる前から
たぶんだけど奇跡は少しずつ回りだしてた
神様のアイデアよりずっと素晴らしい偶然とも必然ともつかない奇跡の先に生まれた
そう思ったっていいはずさ
だって僕らもうその奇跡を体感してる
目の当たりにしてる目撃者なんだからね
嘘じゃないでまかせじゃない
僕ら奇跡を今見ている 味わってる
奇跡の申し子
奇跡的な産物
幻じゃないよ
こうして生きてるから 胸の鼓動が嘘だといったら次は耳を疑うのかい?バカらしいぜ
やがて消えても
つけてきた足跡は残るから心配すんな
あとは何とかやるだろう 先の人が
答はきっと手のひらのうえにある
奇跡はもう起こってる
待たなくても感じれば見るものふれるものここにある世界
すべてが奇跡
そんな当たり前なありふれた奇跡の中で幸せを感じれる
これこれがこの上ない奇跡ではないかね?
私は歌う
私もまた
奇跡の申し子だから
嘘偽りない歌を
汚れない声で歌う。