詩人:甘味亭 真朱麻呂
文字を通り越してその向こうにある気持ちを見てみたいな
短い詩だって長い詩だって結局はすべて詩ならどちらでもいいだろう
気持ちを込めても
文字からしか判断できない僕ら
でも僕らそれでも信じる
清い心が見透かす真実
たとえ文字の向こう側にひそんだ思惑に気づけなくても人を信じられるすばらしい気持ちがあればいいだろう
と、思うのさ
でも僕はどんな詩にも心を吹き込むよ
見えないからって適当には書かない
陰湿ないじめみたいにはしないさ
やるなら堂々僕はダメもとで描くのさ
だれになんて思われようと僕はストレートに思うことを書くだけ
それだけなら無敵だ
さあ 思うまま詩を書こう
自由な詩を書こう
それが詩の本質だから
さあ 思うまま詩を書こう
人を傷つける詩や適当な詩じゃないならすばらしいものだ
出来とか評価なんかでその人の思いをつぶすな
なんでも結果にこだわる世の中に染まるな
真の自由はそこにはない そこにはない
と、思うけど
僕なら思うけど
間違ってるのかな
どうなのかな
むずかしいけれど
あきらめず探していこう
このもどかしい気持ち明日に持ち込んでまたつづきから最後まで探していこう
詩について 僕は追求していこう
僕らしい…みたいなちょっとでも光る言葉を並べていこう
願うならそんな詩人
こたえなどないのかもしれないけれど
それならそれで僕は自分が決めた言葉で描くのさ
自由な 自由な 世界の空に歌う
自由な 自由な 雲にのって歌う。