詩人:快感じゃがー
夜通し、
[彼]について
考えてみたら
いつの間にか
[過去の人]に
なっていることに
気づいた
今朝は、
[疎いあなた]でさえ
腫れた目を覆う
前髪
指摘する始末で
指し示す
[盛者]
現在は、
[在りし日の栄光]と化してゆく・・・
滑稽だわ!
ねぇ。
如何したって、
時間は
過ぎてゆくから
無情にも
多分
きっと、そう
あたしが
明日を拒んでも
あなたが
生を恨んでも
日の出が
すべてを
此処に集めてる
数合わせで
終わるのだとしたら、
こんな苦労も
意味のないことのよに
思えて・・・
独りぼっちが怖かった。
ただそれだけの、
本音が
強がりに
すり替わっていたんだよ
葡萄色の朝