詩人:IKUMI
雪だ…。
ふと見ると思い出すんだ。
君を思い出す…。
幼かったあの頃…
君は覚えていますか?
ねぇ…優太?
この雪はお前が
降らせてくれたのかな?
この前お墓参りに
行った時にゥチが
雪見てぇな。って
呟いたから。
いつでも、お前は
ゥチのワガママ聞いてくれたよね?
糞寒いのに、
雪で遊びたい!って
言えば一緒に
遊んでくれた。
今日夜中に外出たよ。
そしたらさ…
ふいに涙が出た。
お前を思い出して…
幻かのように…
居なくなった。
ねぇ?
ずっと側にいてよ…
ずっと離れないでよ…
ずっと一緒に居て欲しいよ…
ずっと…
ずっと…
好きでいてほしいよー…。