詩人:どるとる
何かを 抑えつければべつの何かが耐えきれず心の中で破裂する
何かと何かを比べたら小さな違いが僕自身をちっぽけに思わせる
比べ始めたらきりがない 他人の才を恨んでも他人にはなれないしそれを越えることも容易にはままならない
だから人と比べるのは愚かなことだというのです
僕と他人の違いなどくだらない
僕になく あなたにはあるものより あなたにはなく僕にあるものを探せ
僕には君にないなにがある?あるなし論は尽きないな
君には僕にないなにがある?あるなし論から目をそらせない
哲学のように 頭の中で数字が回る
迷路から未だ出られず 僕は抜け出す策を探しながらも他人と自分を比べてる
他人の才ばかりが光り輝いて見える
近頃そればかり。