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詩人:甘味亭 真朱麻呂
見る者すべてを惹きつける夢よ欲望の矛先よ
今 風となりて我が身に降り注げ 恍惚の安らぎよ 幸せよ
もうこれ以上何も求めぬから
僕は叫んだ
声にならない声で
言葉にならない声で
僕は叫んだ
ありふれた日常にも吹き荒れるつむじ風にも動じずに日々を生きてみせるからどうか傷だらけの僕にせめてもの夢をと叫んだ
風よ 大地よ 母なる地球よ 青き海よ
僕はそのすべてに思いを集め放った
そして願いは歌となる
風の仕業か 歌となる
そして望みは静かに降り立つ
素晴らしい歌となって
僕の元に返る 僕の元に返る
努力が実を結ぶように
その瞬間のように
僕に降り注ぐ 形のないもの
欲望はそれだけで満たされる
不思議な愛の魔法
不思議な愛の魔法
単純明快 ゆえに複雑
僕は君に歌う
捧げたい この歌を歌う
いつまでも声にならなくてもこれは歌だから
精いっぱいの思いをどうか受け取ってね
アイラブユー
愛してるよ…
これが僕の心にあった歌だったんだ