詩人:どるとる
死にたくないな
死にてえな
山の天気のように
気持ちは変わる
心変わりはつかの間の夢幻と同じよう
神様はいないのに
いないはずのものを
祭り上げて祈る日々
どうか神様 天の恵みをくださいな
自称無神論者もこっそりとお札お守りぶら下げて雨降る日には 神頼みする
所詮 神も仏もねえ
この世は不思議もねえ つまらぬものだとほざけども神様は心の中にいるのです
いつでも 罰を与えます
いつでも 恵みを降らせます
世俗の欲にまみれて
悪の限りを尽くし
暴利を貪ろうとも
明日の天気までは
見えません
そんなときこそ
ここぞというときの神様です
そんなときしか頼りにされない神様も哀れです
神様どうかお願いします
運を私にくださいな
幸を私にくださいな。