詩人:甘味亭 真朱麻呂
きっと 幸せはね
それ以上でもそれ以下でもない価値だからかけがえがない
きっと 幸せはね
すぐ目の前でもはるか彼方空ぐらい遠いところにあるわけじゃなくちょうどいい場所にあるから素晴らしい
目に見えないから
つかみ甲斐がある
夢も 欲しい何かも人も 何もかもすべてあるんだけどないという曖昧な存在感でも見えているもの以上の価値を持っている
そんなふうに思えることが心の汚れを清らかな水で洗う
目に見えないもの
されど心を満たすもの
そんなものに価値を見いだせたらきっと欲望などには引けを取らない真の満足感が心をふくよかにする
そう思うこのごろ
欲望も願望も抱き方によってきれいにも汚くもなるんだと僕は頷く。