詩人:甘味亭 真朱麻呂
笑って 泣いて 今日もたくさん失敗したね
でもそれは明日のために必要なことだよ
たとえ今日 失敗してもさ それは君が大きくなるための飛躍さ
だから泣かないで
君は悪くないから
君は君が信じたこたえを貫いただけさ
生きてるだけでえらいぐらいさ
だってこんなに人生ってつらいもんね
僕なら 僕なら わかる
君と同じ人間だもん
君と同じ世界を生きる人間だもん
さみしさは誰のためにあるのかな
大人にはわからない事情が子供を悩ます
子供にはわからない事情が今度は大人を 悩ます
でもそんな中でもふと分かち合える瞬間があるならいい
すれ違ったり喧嘩するのはいわば人間の不器用な心の瞳の保養で目に見えないひとりじゃこたえ出せない解けない正しさをふたりで見いだすため必要なんだ
だから僕らは喧嘩すればするほどに仲がよくなる
ことわざどおりのふたりさ
人間なんて黙っていてもお互いの気持ちを分かり合えるほど器用にはできてない 中身は以外と空っぽなんです
だから本当の気持ちをはかるために喧嘩もするし行き違う
喧嘩は僕らにとっちゃ少なくてもたがいの気持ちを知るためには必要なんだ
もしかしたら分かちあうことより大切なことさ
そしてはじめて分かち合えたこたえを試すから僕らは笑いあえる
過程は喧嘩
結果は仲良し
これで良好さ
喧嘩すればするほどたがいを思い合う
人間の奥底に眠る愛ややさしさが目を覚ます
そのかわりに心の闇は消えていく
だから僕らはいつも仲良しこよし。