詩人:甘味亭 真朱麻呂
あなたには本当のことを言いたいんだ
僕は君をずっと昔からね好きだったんだ
これは嘘じゃない
聞いてほしいんだ
暗い部屋 あたたかいランプをともして
ランプのガラスの中で燃え重なる炎のように僕らも寄り添いあって
いつの日かふたりの時間を愛と呼べれば万事いいと思う
幸せはこの世界のどこを探せばあるの?
繰り返される日々はどこまで僕らをじらすのか
すぐそばにあるようで実は遠くにある
そんなあいまいなこたえをもらってもなにもわかりはしない
だから僕らは時にみにくくなって喧嘩をするんだ
互いの心の中にある理解のつかないことを引き寄せるように
見えないこたえを知るために今日もすれ違うよ
幸せは目には見えないものだから
きっといつまでも僕らは探していく
それでもこれこそが幸せだという確信を見つけたんだ
それは君だよ
君の中にある
光のランプだよ
いつも僕をあたたかく照らし
果てしない闇に光をさしてくれる
光がさせば闇も消え意外と狭いことに気づき出口を見つけられる
君がともしたランプ
君のおかげだね。