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詩人:壬治
ブキヨウモンとヨワタリジョーズ
勝敗のみえるレースがつづく
感情の箱に振り回される
暗くなったりまた光がさしたり
だけどこのままゆくしかないよ
心も体もワタシの一部なら
ひらめきをちょうだい
愛してると云いたい
おなじ歌を口ずさむ
それはありふれた幸せ
大事なことはすぐそばにあった
失くしてなんかないの
知らぬまに目につかぬ場所に
追いやっていただけ
「どうせ、」とか「でもやっぱ、」
言い訳ぜんぶ省いてみたら
さいごに残ったホントの気持ち、
だからこのままゆけばいいんだよ
魂が導くはずのその先に
駆けだして今すぐに
これからでも間に合うよ
なにげなく呟いた言葉
くすぐりまた少し心揺らせば
大事なものはもう既に持ってた
壊れてなんかなかったの
どうでもいいフリして自分を
諦めさせていただけ
走り出してもいいでしょう?
鼓動を刻む素直な命と
あるがままをここで
受け容れる強さを
抱きしめてもいいでしょう?
温もりは想いを加速させる
このままこの道をゆくだけ
すべての人への贈り物
弱った時にはこの歌を思い出して