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[1218] 小さな恋人

詩人:孤 花

冬の日に白い息を吐きながら僕を待ち

柔らかな髪を風に揺らめかせ

頬を桃色に染めていた

愛らしい笑みで僕を見つめながら

辛抱強く話を聞いてくれた


そんな君以上に優しくなりたくて

努力をした僕に

自分の僕への気持の方が僕の君への気持より大きいのがいいのと言った

小さな君はいつでも僕の腕の中で無邪気に微笑んでいて

とても幸せそうだったけど

やっぱり僕の方がもっと幸せだった思う


だって僕は君の恋人になれたんだから

2003/03/26 (Wed)
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