詩人:あとりえ
戦前後は 兄弟八人ぐらい
沢山の洗い物も家事
子守り他仕事も
分担していたという
ただ一人が、沢山と
沢山
重ねずに助け合い
在は、お母さん独りが
それをほとんど独りでやり外の仕事もやり
学校からたまに疲れて
勉強三昧疲れて
手伝わない子供に
たまにでなく当たり散らして
仕事から帰宅した父も
くたくたで
意見合わず
酒とテレビのスポーツ観戦
子供はゲームを手からなかな離さない
場合ずっと離さない
勉強以外の時間
お母さんも
やること沢山毎日
済ませ くたくた
子供に伝えることも
当たり散らしという
感じばかり
そんな家庭も少なくなかったのでは
家の中で見て受けたもの
外の世界でおさらいされ
気づくと
テレビ画面はあの事実
映し流す