詩人:nao
どうでもいい
離せないなら
離さなくていい
傷付けて
捨ててしまいたいなら
勝手にすればいい
無関心にも
程がある
貴方を
誰より愛してたのに
悲しみが
溢れ過ぎて
感情が
麻痺していた
何時からか
理想を
語らなくなった
馬鹿げてる
本当
くだらない
貴方の名前
刻まれた
私の体は
泣いていた
逃げ場所なんて
無いと思って
諦めていた
苦しいんだと
叫んでは
眠るふりを
何度か
繰り返してた夏
思い出すのは
貴方の憎たらしい
笑顔だった
最後には
私を選ぶなら
初めから
私だけにすればいい
出来ないのなら
此処で
別れを
口ずさんでよ
涙色
ふと
思い返した
貴方が
泣いてた日のこと
私でさえ
見えなくなってた頃に
戻りたいの?
馬鹿な人
私だけ
愛してればいい
嫌いになれない
何故か不思議だけど
口数も
減ってきた
私達だけど
強がらなくても
良くなった
証なんだよ