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詩人:甘味亭 真朱麻呂
涙をふきなよ
おまえの悲しい顔は見たくないから
僕に悪いとこがあるなら遠慮なく言ってくれ
僕が君を泣かせてる原因なら僕は土下座もするしなんでもするよ
君を泣かせるようならばかな僕だ
それなのに君は 君は絶やすことのない愛で僕を抱きしめてくれる
僕は君と二人 泣きあっていた
涙をふきなよ
そういった僕なのに励ましたつもりの本人が泣いていたら見本にならないな
ばかな僕のばかさが際立ってしまったね
君は僕をやさしく受け入れる
少しの疑いもなく変わらない愛で包む
思い起こしてみれば君に僕はあまりに助けてもらいっぱなしだ
借りは返したいのに利子が積み重なるだけだ
小さなありがとうに尽きてしまうよ
それでも君は僕を愛すことを無駄な労力だとも思わずに僕を愛すことこそが私の好きなことだと言わんばかりに手厚く愛してくれる僕には神様より神様に近い女神的な存在
そんな君にありがとう そして愛してる
百回じゃとても足りないな
千回言ってももしかしたら足りないかも
これからもいつまでだってよろしくね
感謝だけじゃなく迷惑もされたいなんてイカれた自分もいるよ
磁石のように僕らは何度 何回 喧嘩しても同じ極どうし引き合う運命的なつながりでむすばれたふたりだから
でも僕は不器用 とても君に愛されるたまじゃない
意気地なしの弱虫やろう
でもでもでもでもね言い訳ばっかだけど
そんな僕にも君に愛されるという才能がある
そんな自惚れ屋の僕を好きになった君はお目が高い目利きだよ ほんといい目をお持ちだ
調子のいいリズムでふたりは明日も幸せだよね
そうだ そうだ
愛は愛にこそ惹かれる
だから だから
僕らはお互いのもつ光に惹かれあい出逢った
よってここにいるのである
愛は今もなお休まる予定もなく続くのであろう。