詩人:甘味亭 真朱麻呂
正しいことは窮屈だ
吐き気がするほどいやなもんだ
でも正しいことは正しいという自分を消せないな
正しいことは身につければイヤでも役に立つ
正しいルールを頭にたたき込めばずっと僕の人生を明るく明るくしてくれる
でも正しいことはいつになってもとても窮屈でわずらわしいものなんだね
正しいことをいう人の声がなんだか正しいことなのに雑音に聞こえてしまうのは自分の中に正しさを訝しむ自分がいるからだ
正しい常識
ありふれた正義
子供の時に習った当たり前なこと
それは時として僕を助け時に傷つける
正しいことも正しすぎてしまえば当然じゃまくさくなる
それも正しさだね
だから正しいこととはいえ教わったことをまんまするのじゃなくよく考えて考えて正しいことをするべきだ ちょっと難しいね正しさの応用編大人の永遠の課題です
ルールを守りつつもそれが本当に正しいのかと自分に聞いてみるのも忘れずにしようね
それからさ
なんでも
正しさはどこにも落ちてない
期待しないで目をそらさないで
君の中にある光
それが正しささ
どこにもあるはずはない
君の中にある見えない光
それが正しさなんだから
ありふれた正義
馬鹿にしないで
守れるもんなら守って頂戴
車が来ないなら赤信号で渡るのも許される
そんな正義どこで聞いた?
みんながやってるからかい?
正しさのカタチをねじ曲げるな
わずらわしいけど少し考えてゆこう
「僕には…」なんていわずに さあ。