詩人:安曇
夜空の中、浮かぶ涙何もかもが今は昔まるで幻見ていたように、凄く幸せだった。初めて、好きだといって初めて、好きと言われた終わった想いは夜空に溶かして悲しい心は砂糖をかけよう好きだった想いだけ、幸せだった欠片だけほんのすこしだけポケットにしまっておいた気付かれないくらい、ほんの少し明日を歩けるように、また誰かを好きだと言えるように。短いけれど、幸せだったから。