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詩人:甘味亭 真朱麻呂
何事かと転んだ石拾い上げてみればなんてことはない小さな石だった
自分はそんな小さな石にさえ気づかない
そんな小さな石にさえ転ぶ奴にいつからなったんだろう
油断は禁物
慣れに用心
慣れた頃が一番危険だ
隙が生まれるから
気をつけて
事故のもと
なめてると痛い目見るよ
それがこわいなら広い道でもとばさすゆっくり一歩一歩たしかめて歩きなよ
それが人の生き方
正しい歩き方だよ
馬鹿にするなら
君はなぜその石に転んだ?
こたえられるかい?