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詩人:剛田奇作
上手くしゃべれなくても
歩くの遅くても
ご飯全部こぼしちゃっても
生きてれば良い子
笑わなくても
怒っていても
泣いても
温かければ良い子
私の子 この子
勉強しなくても
大失敗しても
温かければ 良い子
学校いかなくても
働かなくても
温かければ良い子
犯罪をしても殺人をしても
温かければ
良い子 私の子
罪は全て私の責任
本当に
それくらい愛するんだ
神様からオモチャじゃない命を預かり
大人は覚悟きめて腹をくくるんだ
寿命縮める覚悟で
すべすべの肌
小さい手足
宝石のような瞳
こんなものに
癒され
愛しいと感じること
温かいことが嬉しいと思える
これが子供を愛するということ
温かければ
世界一の素敵な子