詩人:どるとる
ゆっくりのんびり
歩くのと
せかせかイライラ
歩くのじゃ
話が違う
同じように生きるならゆっくりのんびり生きたいよ
何かに縛られ生きるけど たまには自由に歩きたい
悲しみひとつ手のひらに乗せてみる
思い出すと大したことはなかったと笑う僕がいる 昔話は輝いて 今の僕の愚かさを教える
急いだり慌てたり
急かされたり
めんどくさい世の中だな
それでも歩く
僕は歩く
人生の行き止まりまで歩く
疲れても歩く
飽きても歩く
独りでも歩く
歩く 歩く
歩いて 歩いてゆく
歩いたその一歩一歩が人生だ
通り過ぎたその一つ一つの景色が地図になる。