詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は悲しさ拭うために
今までどれだけの人を騙してきたんだ
思い出すだけでも吐き気がするくらいに
僕はなぜあんなにも傷だらけだったんだ
憂鬱と退屈が入り交じったような
日々がいつまで続くんだろう
考えるだけでも面倒くさいな…
カナシミノアメが今日も
退屈な世界に昨日と同じ退屈をはこんでくる
目に見えるだけの景色は皆見飽きた
明日は どうか
晴れますように
祈るしかないだけ
なるようにしかならない世界なら 尚更
明日は どうか
退屈しませんように
祈る以外にないだけ。