詩人:どるとる
夜は暗い 暗いから電気をつける 暗いから明るい話をする
それでも暗い夜には誰かが僕の夜を明かりの代わりに照らしてくれる
ナイトライト
ナイトライト
それはあなた
ナイトライト
ナイトライト
それがあなた
憎しみと怒りで
体中が満たされて
走り出す雨の中
僕は帰ってきました
明かりに群がる虫たちのようにわずかな希望にさえすがりつきたい僕らを試して 試しているのだ
ナイトライト
ナイトライト
美しさの形
ナイトライト
ナイトライト
光の中へ
僕はあなたと行くんだー
あなたと僕とで行くんだー
その先へと その果てへと その奥へと
ただ優しさや単純な愛でもって 扉を開く。