詩人:IKUMI
昨日君の部屋に
引き出しが
出ていた。
チラッと見ると
元カノとのプリクラ。
気にしちゃいけない
そんなのわかってた。
別に今の彼女は
ゥチだし…
今好きでいて
くれてるのは
ゥチだし…
そんな事を何度も
心の中で呟き
繰り返していた。
君がどうした?って
聞いてきて…
気付いてないみたい
だし、こんな醜い
ゥチを知らないで
欲しいから…
何でもないよ。って
言っちゃって…
またチラッと見ると
大人っぽくて
可愛いじゃなくて
綺麗な元カノだった。
自分と比べて見ると
比較的に君に
合うのは…元カノだと
思っちゃったんだ。
ゥチも大人に
なりたい。
背伸びをしてまで
君に似合うような
女の子になりたい。
そう思った。
可愛いじゃなくて
綺麗だと思われたい。
自信が無くなって
背伸び。
こんなに好きに
なってたなんて
気付かなかったよ。
こんな嫉妬深い女で
ごめんね…?