詩人:アイ
もう何年も会えないままだったね
結構厳しい生活をしていると聞いていました
私をとても可愛がってくれたよね
その笑顔も声ももうほとんど思い出せません
ただ幸せだったという記憶だけです
最後の時を独りで迎えた寂しい姿が目に浮かびます
私に会いたがってたって聞いたよ
会いたかったよ
何て言葉をかけるべきかわからなかった
思い返せば後悔ばかりだよ
「ごめんなさい。」とか
私の寂しさを込めて「空から私を見ていてね。」とか
本当は全部を言いたかった
だけど「ありがとう。幸せになってね。」
心からあなたを想ったらあれが最後の言葉だった
時々あなたを思い出します
「さよなら」って言い忘れたね