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詩人:morning star
かなしいのに
泣きたいのにね
零れてこないの、涙…。
愛しいのにね
くるしいのにね
こわれそうなのにね
零れてくれないの、この涙…。
わたし
孤独の海で
溺れているのよ
あなた
知らないでしょう…。
わたし
ひとりきりよ…
あなたの
微笑みが
常時(いつも)
かき乱すから…。
夢の花咲く丘…
あの光景だけ
信じて
わたし歩いてる…。
ほかには
何もない…
だって
あなたの愛した証
だって
わたしが
幸福(しあわせ)を
胸に
そっと
仕舞った
場所
だから…。
あなたしか
いないの
あなたしか
だめなの…。
どうか
零れだして涙…。
どうぞ
さがしだして涙…。
あの貴女(ひと)に
伝えたいの…
「わたしをずっとずっと離さないで…。」
愛しています。
いつか
その腕(かいな)の中で
眠れる日まで
想っています。
いつも
恋しさと切なさと
闘いながら
運命を信じています
わたしいつか
ふたりの生まれた意味さえ抱きしめられるように…。
「さよなら」はいわないで涙こぼさずに
わたし
まっておきます
嬉しい涙だけ
胸のうちに
いとしむように
秘めて
愛でて
撫でながら…。
その頬にふれるように
その頬をつつむように…。。。