詩人:ヨミ
暮れる夕闇 揺れるブランコ此処には誰もいやしないただ俯く ぼく を除いて肌寒い背中誰一人もいないわかっている静かに消える街眠れず 崩れる 誰の声もきこえない立ちすくむ砂場裸足 の 希望孤独 の 影それらを 抱いて僕は立ち去る暮れる夕闇 揺れるブランコ此処には誰もいやしないただ疼く 苛立ち を 残して