詩人:マーマレード
私たちは あの日から別々の道を歩んでいった
必ず来るとは思っていたけれど
やっぱり 寂しくて
やっぱり 辛くて
やっぱり 離れたくなくて
私にとって あなたは親友
どうしても離れたくなかった
たった一人の親友との別れ
それは これから進む道への
不安ともなっていった
もう私と同じ道に 親友は居ない
私一人で歩んでいかなければならない未知の世界
きっと私と同じくらい あなたも不安だろう
それでも、歩いていかなければならない
私とあなた
ふたりでひとりだった
でも、今は一人で一人
自分で決めていかなければならない
それがどんなに不安か
あなたと別れてからの数ヶ月
あなたの大切さを知った
やっぱり 私の隣にはあなたが居て
あなたの隣には私がいる
あの日に戻って
あなたともう一度思い出を作って
その思い出を それぞれの道を渡る船にしたい