詩人:乙
骨の髄から悪寒が染み出して、君の体を蝕んでいるんだろう。肺から吹く冷たい風に、喉がヒュウヒュウと悲鳴をあげている。なぁ、辛いだろう。そろそろ休みたくはないかい?窓の外が春になるのを待ち、寒さなど文献で知れば良いじゃないか。ねぇ、何故そんなにも現実にしがみ付こうとするの。