詩人:どるとる
ほら咲いたよ 咲いた
名もない場所に生まれた花が名もない輝きを放って名もない世界の土から芽を出した
そして花になって咲いたよ 咲いた
なんて素晴らしい
始まりは奇跡
終わりは運命
どこかもの悲しい
それでも奇跡
すべては運命
受け入れたとき
変わらないから
受け入れられる
変えられないから
前向きになれる
だから咲いたよ
そして咲いたよ
僕は鮮やかに染まりながら飛び出したのさ
この世界に
びっくり箱より勢いよく
咲いたよ 咲いた
僕って花が
名もないけれど
僕って花が
咲いたよ 咲いた。