詩人:orangest
青空を見上げ 羽開く街
ツツジの開いた日の頃
手を差し伸べる僕を
君は振り返らずに
前へ走りだす
いつから 君は
側にいてくれていたの?
そして 今どこを
目指して大人になる?
淡き緑の先へとひらり舞う
風に揺れながら
あの君の顔思い出す
涙を浮かべてはまた
強く笑ったときも
いつか花開く
未来は不安じゃないから
君の夢が叶うようにと
ずっと僕は信じ続けている
雨雲を抜けて 日差し浴びている 太陽の輝く夏
果てない夜を越えては越え求めている花を探していく
さよなら思い出さなくてももう、いいよ
きっと ほら新しい
道が溢れているなら
許せないでいることも
気付くはず
月に照らされて
明日も来るように歌うよ
君のいる所へ届くように
心を込めて誓い合うよ
夢を握り締める その時に君の夢が叶うようにと
そっと僕は願い続けている
春、夏、秋、冬、季節がめぐり行く
飛び立て無でいるときには本当の今日に出会えるはず
☆風に揺れながら
あの君の顔 思い出す
涙を浮かべてはまた
強く笑ったときも
いつか花開く
未来は不安じゃないと
君に伝えてあげたいから
手を合わせ
僕は今を精一杯生きている
君の夢が叶うようにと..