詩人:ほたる
赤い涙流し叫ぶ私
私は産まれながらにして赤い涙を流す少女
どうすれば透明な雫を流せるのかわからない
考えてもわからない
夢も希望も無くした私・・・
これからどうすればいいの・・・?
そう問いかけても何も返ってこない
私は人じゃないのかな・・・
考えるだけで体中が痛み出す
また赤い涙を流す・・・
私の前を通る人みんな避けていく
でも・・・1人の人が私の前で止まった
何も言わずハンカチをくれた
「もう・・・泣かないで・・・」
そう言うと人混みに消えて行った
私は思った
あの人も赤い涙を流してたのかな・・・
そして・・・数年後・・・その人と巡り合う
それは運命だったのかもしれない
その人の顔を見てみると私とは違う・・・黒い涙を流していた