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[90019] 遺書には書けない本音

詩人:明希

ただ死ぬ事は、方法や手順を選ばなきゃ簡単な事だ。

限界を越えればいい。

人間なんて、すぐ壊れちゃうんだ。

安物の玩具のように。


とても無機質で、あっけなくて、それでいて無意味。

人生ってそんなモンだ。

だけれど、必死になって、無駄なモノに価値をつけて、よく分からないまま、何か頑張ってる。

人生ってそんなもんだ。


時々、挫折するんだ。

だけど、その都度、何とかやれてきた。

生きてる、それが素晴らしい事だって、辛い時ほど思ったんだ。



‐‐‐‐‐‐‐

死ぬ時には、小綺麗にしてから逝きたいものです。

使い古した思い出、写真や、書きかけの詩。

残したくないモノ沢山。

方法も考えなきゃ。

誰にも迷惑がかからないように、場所選びや、死に方は慎重にしなきゃいけない。


理屈ばっかり付け加えて、言い訳して、まだ死なない。

これでも、まだ人生はそれなりに楽しんでるよ。

でも、死にたいんだ。

それは、決して不幸なんかじゃなくて、幸せになりたくて、死を夢見てんだ。

誰が悪いとか、何かを責める気もないんだ。
どうしようもなく、自分が憎くて、嫌いで嫌いでたまらない。

なのに、自分が大好きで大切なんだ。

‐‐‐‐‐‐‐

夢や絶望は、有りの侭に此処に託そう。

墓場まで持っていける強さは、持てなかったから‥


ただ1つだけ、死者の願いが叶うなら。

「僕の事は、どうか忘れて下さい。」


2006/11/23 (Thu)
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