詩人:魅依
決して
見せびらかす為
等では無い
構って欲しい
訳でもない。
冷やかしや
侮辱なんて
いらない。
必死で、
傷つけて
傷つけられて
苦しくて
泣きたくて
それでも泣けなくて
この社会から
逃げたくて
逃げ方が
解らなくて
やっと、
やっと見つけた
自分の居場所
失ったものは多い。
壊れたのは数え
きれない。
でも
それでも
片手に刃物を
片手に傷を
そうする事で
生きる
嗚呼、貴方達
からみたら
ソレは
汚いでしょう
醜いでしょう
止めて欲しいと
弱いと
思うでしょう
でも、
弱くてなにが悪いの
でしょうか?
本当に強い人は
いないのに
本当に強い人なんて
いないのに。