詩人:しゃらら
心配かけてごめんね無理もいっぱいいったね ―私の空を仰ぐ華やかな蝶に誘われて、好奇心。あなたが居てくれることを忘れて駆け出してしまった。 気付けば無法地帯。「ドウシヨウ」の5文字しか浮かばない「ごめんなさい」と言いたくても崖下に目が眩んで‥怯えて‥何もできなくて‥―そんな時あなたを叫べば、手を差し伸べてくれるだから、全ての傷が癒せる術が見つかったらくどいくらいに二人に言うよ。「本当にありがとう」