詩人:亜子
真空の夢のなか自由という真綿のうえで宙がえり足音しのばせた宇宙の透きとおる夜に聞こえた君のひそやかな寝息宇宙遊泳のとちゅう僕は忘れものを見つけた現実という星のうえで手をつなぐ僕たちは自由だけが恋しいとはもう 言わない