詩人:umi
「どちらさまですか?」聞いた時、電話の向こうで笑った気がした。「お母さん居ますか?」と聞かれた時、何か優しい気がした。聞いた事あるような、ないようなおじさんの声。不思議な感覚。ママに聞いたら「覚えてない?あれはあなたのお父さん」初めて聞いた。あれがパパの声。ううん、忘れてたんだ。大きな手、大きな眼、大きな声。パパ、私もうオムツをしてる赤ちゃんじゃないよ。人を愛する事を知ったんだよ。明日お嫁に行きます…