詩人:冥
朝日から溢れた色空と光が溶けて、輝く雫淡く、染み渡るようなそれは、空気の中に降って、寝ぼけ眼にゆらゆら揺れる窓越しのその世界切り取られた高尚な絵画のような世界は、一際輝く光を帯びて、一瞬の風景になって、何事もなかったかのように、現実を映し出すあぁ、二度と出逢えはしないだろうそれは刹那の夢けれど瞳は覚えていて朝日が作り出したその世界を空と光が溶ける、一瞬の時を心が光で溢れるように