詩人:放射能]
死ぬ気マンマンで
迎えた
小学の入学式
ことさらに
人の心を離れ
バリアは
強固な物になって
自信をもって
斜めに歩き始めた
無残を選び
生き埋めを実行
力による支配を
学び覚えた
小学生には
あるまじき
どす黒い感情を
引きつれて
違和感を身に纏い
デビューした我を
襲い来るのは
協調性や
友達などと言う
軟弱極まる
団体理論であった
我は従わぬ
一期一会を
いっきいっかいと
読んでいた
遠い昔の空の下
記憶は雨宿り
チンパンジーの
知能にも劣る
子供ならではの
最前線で
戦う姿だった
2003/04/24 (Thu)