詩人:都森 善太
空色の傘を探している雨降りの日に出て行ったまま帰ってこない明日の空模様をうかがう空色の傘を探しているあの雨降りの夜に掴みそこねたままで空を見上げる事も握りしめる事もない空色の傘を探している