詩人:流☆群
晴れ渡る蒼い空
流れていく白い雲
ぽっかり空いた穴の中
風は軽快に通りぬけてく
いつからこんなに大きくなったか
心の穴
もう大きくなりすぎて
縫い合わせる糸がありません
気づいてたけど
治さなかった
面倒くさがり屋のあたし
気づかないふりしてた
臆病なあたし
通りぬけてく風は
傷にしみて痛いけど
これはあたしへの罰だから
面倒くさがりで臆病なあたしへの
天罰だから
いつからこんなに大きくなったか
心の穴
もう大きくなりすぎて
縫い合わせる糸がありません
もっとも
縫い合わせる針は
最初から持ち合わせてはいませんけど
2003/11/03 (Mon)