詩人:薔薇野原 雅
You never cry・・・
ビル風に煽られる俺を見て 恋した君は鼻で笑う
こんな小さな町で なりふり構わず生まれ
そして生きてきた
魔性の酒を呑みながら 君の魔法に操られ
夜が明ける頃に 涙を流す夢を見る
※すべてがやさしい人なんて 世界のどこにもいないと
嘆くほどにしらけた秋の夜風が染みる
君が見せた 幾つもの笑顔が それがたとえ嘘であっても
俺の骨の髄までしゃぶりつく
付き合うならタメがいいねと 仲間にゃ主張するけど
男ぁ餓鬼のままで 自分が小さく見えた
だけど未熟でヘタレな自分を 不器用にでかく見せりゃ 君は背中で風を切る
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