詩人:アルバトロス
明日のことはわからないよ
君はそう言って笑う
顔をくしゃっとさせて
目をきゅうっと細くして笑う
その顔が僕は好きだ
でも君が言うように
明日のことはわからない
明日も君のその笑顔が
僕の前に在るとは限らない
明日のことはわからない
でも一瞬一瞬を判断を誤らないように進むと
足がもつれて転んじゃう
君が顔をくしゃっとさせて笑っている
大好きな目がきゅうっと細くなる
嘘をつく暇もない
細工をする暇もない
君との時間を丸裸でもがくようにしながら泳ぐ
それはとてもここちよい
明日のことはわからないね
それは不安に包まれた小さな幸せ
大切に胸に抱え込む