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詩人:morning star
綺羅星(ほし)が点滅している、宵の宴、広大無辺な宙から
現存する生者(もの)たちへの交響曲(シンフォニー)…
目蓋を綴じて、きのうと未来を想い出して居る…
生命(いのち)へイマだ睡るStory(ものがたり)を感応じて、
さきまわりしそうな感覚と会話して
画かれた現象(とき)を放ち
思索の海を心象に波紋させて居る…
鋭敏に変革わった精神の心を、
内奥深層くでとぎ澄ませて観たらば、
おのずと咲いて征く今生の道のりの傍に微笑う
色彩ゆたかな華々たち…
那由他の刻さえ見渡してしまえる哲理へと
生命(いのち)迄も染めれば
たかめた境涯あすも塗り換え
旅路の果てで新星(ほし)のまたたきへ感涙(なみだ)するのみ…