詩人:甘味亭 真朱麻呂
風の旅人 風まかせに
街から街へと歩くのさ
悲しいことや嬉しいこと
どれも自分の中の人生の一部
どんなことがあっても諦めず立ち向かう勇気を誓うから
風の旅人
勇ましいその瞳に笑顔を映して
夕暮れ間近の空の下
日が沈むのを見ていたのさ
意味もなく涙が流れてくる
風の旅人
君もいつか旅に出る宿命
だからそのときそのときを大切にしよう
気の済むまでやってやろう
いつか いつか
この旅が終わるときに笑えるように
今も 今も
どこか遠くで煌めく星たちに
願うことは一つだけ
そうさ
風の旅人 風まかせに
今日から明日へと向かうさ
今日が未来にとって記念すべき日とよべなくても
今日から明日へと歩いてゆくさ。