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詩人:山崎 登重雄
心境 / 人生を勘違いして今至り親失いてから己が人生
昔々で始まる話 / ひそやかに幼心は頬を寄せ淡く切なく恋は始まる
行かないで / 遠ざかる君の形をおし抱きこんなにまでも好きなのだと知る
ひとりごち / 指先の描き出す紅滲む紅染める鼓動の君が旋律
ねつさまし / 俺なんか夜空の果てのひとしずくただそこに在り知らぬ間に消え
恋し島 / 島薬下げて泡沫酔い岬残波の調べ胸に押し寄せ
さくら / 街道の桜競いて染まる春
朝暮 / 茶を捧げ湯気の向こうの母と笑む
次は何色にしようかなぁ / 腹減った頭のプリンに唾がわく
居留守番 / 息潜め布団の中で君を待つあちこち探す声聴けるまで
ばいばい、忌野清志郎・・・ / 激動の昭和・平成共に生きロック・スターは永久に輝く
想い / いつの世もただそう胸に抱き今をゆく
未来をめぐる帰還 / 星の海泳ぐ暇のrecorder選ばれし者地に足を着け
未来をめぐる帰還 / 闘ってまた闘って歌い抜き永遠の母空に微笑む