詩人:りんくす
落ち込みがちなきみをほめると決まってきみはやり場のない怒りを募らせるからちょっと伝言「いいヒト」の枠にはめようとしてるんじゃないよもともときみは濁りのない魂をちゃんとその胸に抱えているんだずっといつも握りしめているから指紋や手形でくすんでしまう手のひらの力を抜いて目の高さに持ち上げてごらん震えて寒いのは号泣した後だからだよそろそろ帰っておいでよきみの魂の震えをとめるためにね?