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詩人:甘味亭 真朱麻呂
笑って 笑って
笑って
一日中 笑っていよう それこそアホみたいに
笑って 笑って
笑って
泣いてるよりずっといい 何が悲しいのかさえ判らなくなる
笑ってれば悲しい事なんてすぐに過ぎるさ
過ぎれば忘れてしまえる
痛みは一瞬 つかの間だ 大概はね
今だけ 今だけ たえれればあとは笑っていれば…幸せはのちに君のドアをたたくだろう
だから 悲しい時もなるべく笑って
無理にとは言わないがそんな強気な気持ちで毎日一日一日のぞめたら最高だよね
だけどそーもいかないのが世の中でございまして
このご時世じゃ僕たちが望む未来はあまりに綺麗すぎる
いーとこ家族4人で3LDkが限界
みたいな みたいな
みたいな 未来がギリギリだよ 妥当だよ
涙の種が咲かす花の名は笑顔という名の花
されど一筋縄では咲かぬ花ゆえ
僕たちの愛情や誰かの愛情が肥料の代わりに必要だから
ふつうの花を咲かすより厄介かもしれない
そんなわけで そんなわけで僕たちは生きていく
この道を
涙にぬれて歩きにくい日もある
日差しがきつい日もある
けれど毎日 一回でも ワンスマイルだけでも浮かべること 自分に心がけてる
楽しいことがなくても笑えなくなったら人間おしまいだから
笑わない日をつくらないように自ら自分に課している
最低限のルールなんだ
悲しくてうれしくて切なくて 悲しくて
そんな想いがすべて混ざった心
今ひとつに重なる。