詩人:甘味亭 真朱麻呂
今日を生きなければ明日からは真っ黒け
今日を生きなければ昨日までは真っ黒け
思い出なんてなかっただろう
だからそれなりに幸せだろう
思い出があるぶんだけ幸せだろう
与えられた感謝すべき愛情と隣り合う憎しみの狭間で揺れている僕
言葉は言葉としての形すらもたずにいまだに何も言えぬまま
ほほえみだけが悲しく視界に浮かぶ
「明日があるから…」
そんな希望だけじゃ乗り切れない人もいる
今日明日の命の人には悲しすぎる言葉さ
そんな言葉を笑って言えるかい?
かといえ「明日がないから」なんて言葉も言えないよね
だけど シャラララ…
君は今 生きている
僕みたいな気楽なやつにはうまい言葉言えやしないけど
逆に逆に元気づけてやることも大事なはずだから
平然といつもみたいに歌おうよ
何があったって気持ちを繕う事はないのさ
だから励ますつもりでコノヤロー
紙一重 スレスレの挑戦さ
さあ 飛ばせ
言い放て
人生って一本のジュースの缶みたいだね
飲み干したらおしまい
その人が生きる量だけある
人はそれを知らず知らず量も知らずに飲む
そんな悲しい運命
だけど
あなたには
あなたには
生きて笑って
笑って生きて
繰り返していって欲しいよ
せっかくの人生だ
あなたの人生だ
だけどあなたには
あなたには
もったいないほどの人生だ
だからこそみんな生きてる
笑いながら 泣きながら 疲れながら
それでも生きてる
笑って生きて
生きて笑って
また笑って生きて
また生きて笑って
だから明日も笑いたい 生きたい
生きるため笑って
笑うため生きてさ
そんな気持ちでいつまでもいつまでも
笑お 笑お 笑お
バカがつくほど
バカにされるほど
大げさに笑おうぜ
いつものようにさ!