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詩人:どるとる
僕は独りきりで生きているようで
いつも誰かに助けてもらって生きている
人のことを心から思いやる
そんな気持ちがなくなりつつある世の中で 一体誰が自分のために涙を流してくれるのか
優しさを持ってみる
人なんてただそれだけでいいのに
当たり前のことさえも当たり前のようにできない人が増え
当たり前のことさえ当たり前のようにしない そんな世の中にいつの間にか変わってしまったのか
目の前の人を 労る気持ちがあるなら
きっと目の前の人が他人でも 変わらない気持ちで向き合えるのに あの人だからとかあの人だけにはとか そんな気持ちからは何も生まれやしない
あふれる人ごみの中
自分を見失ってる人たちの瞳には ちゃんと当たり前なことが見えているのかな
もつれる足でも か細い小さな声でも 誰かのために生きれたなら
きっとそれは素晴らしい
当たり前のことを当たり前のようにできる
ただそれだけで自分も周りも 幸せになれる
この世界から戦争もいじめも消える
そんな当たり前であるはずの明日はいつ来るかな。